SATOH GROUP 佐藤鉄工所・ニットレ・藤為工業・エルピーエム

社内製作を追求することによって、お客様にも誇りを持って製品提供することができると思っています。調達という工程が素材や加工の知識を高いレベルで備え、ベストな工程を組み立てることができれば、全体がスムーズになりその分コストダウンも可能です。

任務として納期の対応などで冷や汗をかくこともありますが、妥協なく自社製作を追求していくと、結果的にお客様の要望にも応えられるし、品質の保証も約束できます。だから私は、製造メーカーとしてのこだわりを持ってこの仕事をしています。

加工不良を出さないのは当然のこととして、製造技術の向上や環境設備を整えていくことも重要な任務です。設備の故障で思わぬ事態になる場合があるため、ファン装置やフィルター等をこまめに清掃し、日頃から注意を払いながら取り扱うよう心がけています。

時代のニーズに応えていくための新設備導入の際も、社内・愛知地区と情報を交換しながら、品質と生産性のレベルアップを図っています。製品が完成した時の達成感はこの仕事だからこそ生まれるものだと思います。

専門分野に特化した製品を作っているため、なかなか他とは比較できない職場になると思いますが、実際に自分たちが作った製品が、トレーラーの一部となり街を走っているのを見て充足感を持てるのは、シンプルに大きな喜びを感じる瞬間です。

製造工程が自社内ですべて行われているので、製品としての強みや仕組みを肌で理解でき、より突っ込んだ形で、効率や品質を探求できると思います。それがブランド力になっていくので、信じて汗を流しています。需要が増えている今だからこそ能率を上げて働くことで、利益を上げ、会社や社会に貢献していけると思っています。

納入前の最終工程なので、検査には責任を感じながらミスのないよう努めています。設計から全製造工程を社内みんなが各部門自信を持って仕事をしており、それを目の当たりにしているので、出荷までいい意味での緊張感を持ちながら確実な作業を心がけています。

一つの製品ではありますが、一人の力ではなく、幾つもの工程を踏んでカタチになっていくので、全員の強い思いが詰まった、製品以上の重みを日々感じながら働いています。