子どもたちが大きくなって
頑張っていけるような手本となれる様に
子どもたちが大きくなって
頑張っていけるような
手本となれる様に
現在は自動車の部品を作る機械を設計しています。設計という仕事の魅力は、お客様が具体的に欲しい製品イメージがあって、その求めている形に向けて近づけていく過程だと思います。その中で、設計という意味ではさらに「ここをこうした方がもっと良くなるのでは」とか「こうすればお客様のニーズに近づくんじゃないか」という意見を出せる仕事です。責任は伴いますが、指示された仕事をやるだけではないので充実感が違います。
まだ入社して短い期間なので当初は先輩が設計したものを加工図面に落とし込む業務が中心だったのですが、最近は一からの設計もやらせてもらえるようになり喜びもひとしおです。
過去に設計や品質管理の職場を経験していますが、自身の出産があったことから一度仕事から離れました。子供も少し大きくなり再び仕事を探す際に、やはりお客様の要望が形になっていくのが見える仕事が好きだったため、SATOH GROUPへ設計として入社しました。
前職だった品質管理の仕事は残業も多く先が読めなかったので、どこかに皺寄せがいってしまうことも多かったのですが、設計の仕事は基本的には納期があり、その中で設計にかかる時間を考え予定が組まれるので自分なりにコントロール、想定できることは魅力の一つだと感じています。
製造業の職場は会社や作るものによって様々な体系があり、入社する前に不安がなかったと言えば嘘になりますが、今は好きな職場だと言えますし、好きな仕事をやっている姿を子どもたちにも見せたいと思っていますので信じて邁進しています。
以前の職場で航空関係の設計に携わっていたこともありますが、現在は自動車部品の設備設計がメインなので、最終的な製品として生活に密着しているものとなるため、同じ製造業でも関連会社の層も厚く、オーダーや要望が高い業界だと実感しています。日々進化と開発がめざましい業界だからこそ、求められるものは大きいと思いますが、より良い設計をするためには広い分野での知識も必要なため、勉強しながら無駄のない設計ができるよう奮闘しています。
近い夢としては、早く一人でいろんな製品を設計できるような一人前の設計者になりたいと思っています。子どもを預けながら働いている身でもあるので、いつか子どもたちから見て、働くことの意味や、仕事することの喜びとして伝わっていき、その子たちが大きくなって頑張っていけるような手本となれるのが理想です。
製造業って入ってみないとわからない職業だと感じている方もいるかと思いますが、入ってみると自分で考え動くことが多いので、得るものが大きいと思います。まずはやってみたり、実際のものを見て感じることで、ものの仕組みが分かったり良い設計へ繋げていけるので、社会と関わりが深い、やりがいを持って働ける場所だと感じています。